カセットテープのほこりやカビは、再生中にテープが動き続けることで、カセットデッキのヘッドやピンチローラーに汚れが付着し、再生音質に影響を与える可能性があります。長期間、ほこりや汚れをため込んだカセットデッキは、適切にクリーニングされていないと、再生中に「テープが絡まる」、音が途切れる(音程がずれる)、音量が低下するなどの問題が頻繁に発生することがあります。したがって、カセットデッキを適切にメンテナンスするためには、使用後に毎回、カセットデッキの再生部品を「簡単に洗浄」し、2週間に1回定期的に「徹底的にクリーニング」する必要があります。以下の方法は簡単で便利です。良い習慣を身につけて、カセットデッキを大切にしてください。
【簡単なクリーニング】
ヘッドはテープの音楽を読み取る主要な部品であり、テープに汚れがたまると音楽の読み取りに影響を与え、その結果、再生される音楽に音割れや音量低下の問題が発生します。
ヘッドのクリーニング:
カセットテープを再生し終えるたびに、アルコールを染み込ませた綿棒でヘッドのほこりを軽く拭き取ることをお勧めします。カセットテープが入っていない状態でカセットデッキを開け、再生ボタンを押し、ヘッドの上で綿棒を軽く前後に動かしてこすり洗いします。
ピンチローラーは灰黒色のローラーで、カセットデッキに不可欠な部品の一つです。その機能はテープを回転させることですので、ピンチローラーに汚れがたまったり、表面が粘着質になると、テープの回転がスムーズでなくなり、カセットテープを再生する際にテープが絡まるという状況が発生します。
ピンチローラーのクリーニング:
回転しているピンチローラーに綿棒を当てると、ピンチローラーの汚れが自動的に綿で拭き取られます。綿の繊維がピンチローラーに挟まらないように注意してください。綿が破れ始めたら、すぐに綿棒を交換してください。
【徹底的なクリーニング】
2週間ごとに、ヘッドクリーニングテープを使用して、より徹底的なクリーニングを行うことができます。クリーニング液をテープに2〜3滴垂らし、クリーニングテープをカセットデッキに入れて再生し、片面が終わったら裏返してもう片面を再生します。この手順を3〜5回繰り返すと、ヘッドとピンチローラーを簡単にクリーニングできます。
※「テープが食い込む」という症状が出始めた場合は、上記の方法でクリーニングを試してみてください。それでも症状が続く場合は、カセットデッキのベルト交換が必要な可能性があります。